第4235回 米大統領が3月サウジ国王と会談、安全保障など協議 [皇室]
米大統領が3月サウジ国王と会談、安全保障など協議＝ホワイトハウス | |
［ワシントン ３日 ロイター］ -米ホワイトハウスは３日、オバマ大統領が３月にサウジアラビアを訪問し、アブドラ国王と会談すると明らかにした。両国間に一定の緊張をもたらしている中東の安全保障問題について広範囲に話し合う、という。 ホワイトハウスの声明によると、サウジ訪問は、オランダ、ベルギー、イタリア歴訪後に予定。「湾岸および地域の安全保障、中東和平、暴力的な過激派への対策、その他、繁栄と安全保障に関連した問題」について協議する見通し。 米国とサウジは長期にわたり、軍事およびエネルギー面で緊密な関係にあった。 だが昨年１０月、サウジは国際社会がシリアの内戦終結を実現できないことへの不満から、国連安全保障理事会の非常任理事国就任を拒否。さらに情報機関のトップが、サウジは対米関係の「大きな転換」を検討していると発言した。 １１月、アブドラ国王はケリー米国務長官と会談し、米国がシリア問題への介入に消極的な態度を示していることや、イランとの関係改善に向かっていることについて協議した。 | |
第4222回 皇太子さま ヒノキお手入れ 寄居で開幕全国育樹祭 [皇室]
皇太子さま ヒノキお手入れ 寄居で開幕全国育樹祭 | |
「育てよう みどりは未来の たからもの」をテーマにした「第三十七回全国育樹祭」が十六日、皇太子さまをお迎えして、寄居町の「金尾山（かなおやま）県有林」で始まった。式典は十七日に熊谷市の彩の国くまがやドームで行われる。 全国育樹祭は、森を守り育てる大切さを知ってもらおうと、一九七七年から毎年秋に各地で開かれている。毎年春に実施される「全国植樹祭」で天皇、皇后両陛下が樹木を植え、育樹祭では、両陛下が植えた樹木の「お手入れ」をする行事などがある。 金尾山県有林は一九五九年の第十回全国植樹祭の会場となり、昭和天皇と香淳皇后がヒノキを植えた。この日現地に足を運んだ皇太子さまは、大きく育ったヒノキの根元に掘られた穴に土壌改良材を入れ、くわで丁寧に土をかけた。 （竹内章） | |
| 林野庁：全国育樹祭 |
