SSブログ

第4036回 ホンダ:逆転勝訴 米燃費広告訴訟 [海外市販車]

 

 ホンダのハイブリッド車の燃費が広告よりも悪く予想外のガソリン代出費を強いられたとして、米国の女性が損害賠償を求めた少額訴訟の控訴審で、ロサンゼルス郡地裁は9日、9867ドル(約79万円)の賠償を命じた1審判決を破棄、ホンダの逆転勝訴を言い渡した。

 女性は1審後、同様の訴訟を起こすよう他の購入者に広く呼び掛けており、控訴審はホンダに有利な判断となった。少額訴訟は2審制で、これで判決が確定する。

 ただ、同様の不満を持つ購入者による集団訴訟では、和解金の支払いで合意。燃費をアピールする際、慎重さを求められる状況に変わりはなさそうだ。(共同)

 
  

 
  

米 燃費広告訴訟でホンダ勝訴確定

 

 アメリカのカリフォルニア州で、ホンダのハイブリッドカーを購入した女性が、「広告で紹介されていたより燃費が悪く、ガソリン代を余分に支払った」として損害賠償を求めていた裁判の控訴審で、地元の裁判所は「ホンダは政府の規定にのっとった燃費を紹介していた」として、女性の訴えを退け、判決が確定しました。

 この裁判は、カリフォルニア州で、ホンダのハイブリッドカー、シビックの2006年モデルを購入した女性が、「燃費が広告で紹介されていた数値の60%以下にとどまり、ガソリン代を余分に支払った」として、損害賠償を求めていたものです。

 ことし2月、地元の裁判所が女性の訴えを認め、ホンダに対し9900ドル(日本円にしておよそ80万円)の支払いを命じる判決を言い渡したため、ホンダ側が判決を不服として控訴していました。

 これについて、裁判所は9日までに、「ホンダは政府の規定にのっとった燃費を紹介しており、実際の燃費の違いは車の状態や走行状況によるものだ」として女性の訴えを退け、判決が確定しました。

 今回の裁判では、原告の女性が賠償額は少ないものの手続きが簡単で判決まで時間がかからない少額訴訟制度を利用し、いったんは勝訴したことから全米で注目されていました。

 判決を受けて、ホンダは「当社の主張が全面的に認められ満足しています」というコメントを出しました。

 
  

 
  

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

トラックバック 0